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等の法則という。
だけ変化すると
導起電力が発生す
右ねじを立て、右
磁界の正の向き
の
5
の正負
10
の正の向
40<0
15
FOR
図3 起電力の正負の決め方
磁束が減っていると
例題1 コイルに生じる誘導起電力
断面積が S〔m2〕で, 抵抗の無視できるN回巻
きのコイルにR[Ω]の抵抗をつなぎ, コイルの
面と垂直に一様な磁界をかける。図Aの矢印の
向きの磁束密度を正として, 磁束密度B[T]を
図Bのように変化させた。
(1) 電流が抵抗をaからbの向きに流れるのは
どの時刻か。 また, そのときの電流の強さは
いくらか。
T
(2) 時刻 - [s]のとき, 点bに対する点aの電
位はいくらか。
指針
AB
4t
から磁束の変化を読み取る。
I=
(2) t=
40
4t
T
2
AB
磁束の変化 は、 = BS より S と表される。 B-t グラフの傾き
4t
V 2NB S
R RT
解 (1) レンツの法則より、電流が抵抗をaからbの向きに流れるときは,正の向
きの磁束密度の大きさが減少するときや、負の向きの磁束密度の大きさが増
加するときであるから,図Bより, 2T<t<3T
このとき,磁束〔Wb]は, 時間 T[s] の間に -2BSだけ変化するから,
-2BOS 2NBOS
誘導起電力 V[V]は, V-N4Nx T
-〔V〕
4t
T
したがって、電流の強さI [A] は,オームの法則より,
-(A)
V'=-N-
40
⊿t
a
R
=-Nx
b
①図
B[T]
Bo
BOS
T
する点aの電位は, 誘導起電力 V' 〔V〕 に等しいから,
NBS
T
-Bo-
①図B
では磁束Ø〔Wb]は時間T [s] の間に BoS だけ変化する。点bに対
O
-(V)
B
T 2T 3T 4Tt(s)
d
類題 右の図のように, xy平面上の0<x<2L
の範囲には紙面に垂直に裏から表の向きに
磁束密度B[T]の一様な磁界がかけられて
いる。 1辺がL [m] の正方形のコイルが,
辺abを軸と平行にして, x軸の正の向き
に一定の速度v[m/s]で移動している。 辺
abがy軸を通過した時刻を t=0 として, 辺cdがx=2L の位置を通過する
までの間のコイルを貫く磁束の変化とコイルに生じる起電力Vの変化をグラ
フで表せ。 ただし, 起電力は図の矢印の向きを正とする。
略
a
OB
2Lx
第4章 電磁誘導と電磁波 297
第4章
BE