図のように、 一定波長の平面波の水面波を、 波面と
平行に並んだ間隔 5cm の2つのスリット S, およ
び S2 を通して干渉させた。 S を通り、 S と S2
を結ぶ直線に垂直な直線 S,T にそって水面の動き
を調べたところ、 波が弱め合って、 水位がほとんど
12cm
A2
T
25cm
変化しない場所が2つだけ見つかった。そのうち、S, から遠い方を Al、Si に近い方を Ag
とすると、 S1 から A1 までの距離は12cm であった。
(1)距離 SA1 と S2A1、 の差は、 波長の何倍か。 また、 距離 SA2 と S2A2 の差は、 波長の何
倍か。
(2)この水面波の波長は何cm か。
(3)水面上には強め合いの線(双曲線や直線)が何本生じているか。
(4)次に、スリット S」は固定したまま S2 を動かし、SıS2 間の間隔を広げていった。この
とき、①直線 ST での、水位がほとんど変化しない点の個数は増加するか、もしくは減
少するかを答えなさい。 また、 ②A1 は S1に近づくか、もしくは遠ざかるかを答えなさ
い。