[\\ y = g(x)
実数解
解説
■放物線と直線の共有点
放物線とx軸(直線y=0) の共有点については, p.175で学習したが,ここでは,放物線
y=ax²+bx+c(a≠0) と, 一般の直線y=mx+nの共有点について学習する。
方針としては,y=ax²+bx+c と y=mx+nからyを消去してできる2次方程式
ax²+(b-m)x+c-n=0 を 改めて
1884
2次関数y=ax²+(b-m)x+c-nのグラフとx軸の関係
にもち込めば,これまで学習してきた知識で解決できる。
つまり、 右の図のように, 放物線y=f(x)
と直線y=g(x) について,
??
y=f(x)
F(x)=f(x)-g(x)
を考えることにより, 関数 y=F(x)のグ
ラフとx軸の位置関係の問題にもち込むわ
けである。
2つの放物線の共有点
2つの放物線y=f(x), y=g(x) の共有点
の座標は,それぞれの等式を満たすから,
連立方程式 y=f(x), y=g(x) の実数解で
与えられる。
y=g(x) | |
\y=f(x)
共有点
y=g(x)
y=F(x) S
共有点
9