発展例題 13 斜面上の物体にはたらく力のつりあい
傾きの角が30°のなめらかな斜面上にある, 重さ W [N] の物体に, 斜面に平行な
方向に力を加えた場合(図1) と, 水平方向に力を加えた場合 (図2), 物体はともに
斜面上で静止した。 図 1, 2
W Fi
W
において,物体に加えた力の
大きさを Fi〔N〕, F2〔N〕, 物
体が斜面から受ける垂直抗
力の大きさを Ni〔N〕, N2〔N〕
図 1
とするとき,F, と F2, N1 と N2 の大小関係をそれぞれ式で表せ
考え方
解答
図1′から,
F1=Wsin30°- =/w
-W〔N〕
(001)
図1:斜面に平行な方向と垂直な方向に力を分解
図2: 水平方向と鉛直方向に力を分解
-
N₁=W cos30°= √3W(N)
2
>US
図2′から,
F2=N2sin30°,N2cos30°=W
小
よって, N2=cos30°
W 2√3
3
別解
図1”:力Fと垂直抗力 Nの合
力が,重力 W とつりあう。
図2":力 F2と重力 W の合力が
垂直抗力 N2 とつりあう。
図から明らかに, Ni<N2
130°
3010082
N₁
さてWsin30。
toitara
30° W
図1
30°
W
EROT HOW
図 1
+
W cos30°
30°
F1
コ各方向ごとの力のつりあい
A>N₂
RENOZ) H
N₂sin30°
図 2
ACCESS 3発展問題
A
1複斜面上の2物体の力のつりあい 図のように、開
傾きの角が30°60°のなめらかな複斜面の上に, 重さ
F₂
REA
3
W(N), F₂=N₂=¹3W(N) +31(061) _Fi<F₂, №₁<N₂
√3
N₂ HOBO
STEE
30°W
図2
$120SS
N₂cos30°
Be F2
A
WA
30° WYS
Mamm
図 2"
F2
また,F1=Wsin30°= 1/21W[N], F2=Wtan30°= 1/3W [N] よって,Fi<F2
ŠŠ
√3
とに立てる
(S)
・頻出重要
B