139 弦の振動とうなり 図のように,壁に
フックAで一端を固定した弦が, xだけ離れ
た位置にあるコマBに支えられ, 滑車を通し
ておもりで張られている。 AとBの間の弦を
基本振動させて, その近くで振動数fa のおん
さを鳴らすと, うなりが観測された。 弦を伝わ
る波の速さをvとする。
(1) コマBの位置がx=x1 のとき, 弦の基本振動数をx, vを用いて表せ。
(2) コマBの位置がx=xのとき, うなりの周期は T であった。 コマBをフック
A
コー
-x-
B
Aより遠ざかる方向に動かすと, うなりの周期は次第に小さくなり, 位置 x=x2で
は周期が T2 となった。 fo を X1, X2, Ti, T2 を用いて表せ。
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(13 電気通信大)