2 未定係数法 次の化学反応式の[]に係数を入れ, 化学反応式を完成させなさい。なお,通常は省略す
る1が解答の場合も1と答えること。
例 二酸化窒素を水と反応させると、硝酸と一酸化窒素が生じる。
[3]NO2+[ ]H2O → [Z]HNO3+[|]NO
解 目算(暗算)で求まらないときは未定係数法で解く。
各係数を a, b c d とおくと, a NO2+6H2O
→
cHNO3 + dNO
各原子について両辺で数は等しいので,N: a=c+d H:2b=cO:2a+b=3c+d
3
仮にc=1 とすると,a=22. b=1/12d=1/23 と求められる。
abcd=13121/12:11/21 3:12:1であるから 3NO2+1H2O
←
2HNO3 + 1NO
含まれる元素の種類が多い物質の係数を1とすると、他の係数の計算が簡単になることがある。
(1)リンが燃焼すると,十酸化四リンが生じる。
[4]P+[5]02 → 〔|]P.0.0