※ 85.(探究活動:摩擦力) 図1のように、質量 0.50kg の直方体の物体を水平であらい板の上に
置き、物体につけた軽い糸をなめらかな滑車を通して、ばねはかりで引く。物体に質量 0.50kgの
おもりを追加してのせていきながら、おもりを含めた物体の質量m[kg]と,物体が板面上を動き
出す直前のばねはかりの目盛りF。 [N] を求めていくと、表1のような結果を得た. 板は水平な床
面上に固定されて動かないものとする.
物体
ばねばかり
図 1
板
床面
おもりを含めた
物体の質量
m[kg]
6:0
510
5.0
440
3.0
2.0
0.50
1.00
1.50
2,00
(1) 物体が板面から受けている垂直抗力の大きさ Fo〔N〕
N [N] を横軸に, 最大摩擦力の大きさ Fo〔N〕
を縦軸に取ってグラフを右に描け.ただし,
重力加速度の大きさg=10m/s としてよい.
(2) 物体と板面との間の静止摩擦係数μを求め
よ.
物体が板面と接する部分の面を変えたり,板面上
をすべっているときについて調べた.
(3) 摩擦力について述べた次の文 (ア)~(エ)のうち,正しいものをすべて選べ.
摩擦力は接触面に平行にはたらく互いの運動を妨げようとする力である。
1.0
(動摩擦力は,最大摩擦力よりも大きい小さい
図2のように, 板面を水平となす角0
の斜面にして,質量mの物体を斜面上
方へ引くとき、物体が動き出す直前の
ばねはかりの目盛り foを,静止摩擦係
数(
重力加速度の大きさg, およ
Um 10を用いて表せ.
動き出す直前の
ばねはかりの
目盛り Fo〔N〕
15120
0
03月05111520N [N]
(イ) 摩擦力には作用・反作用の関係にある力はない ある
⑤ 静止摩擦係数は、接触面の材質や状態で決まり,面の面積に比例する。
無関係
mg
m
1.5
3.0
4.5
6.0
EN
o
図2
SA
V