74* 磁束密度Bの磁場中で、 面積 S の N 巻コイ
ルを磁場に垂直な軸のまわりに,角速度で
回転させる。 コイル面が磁場に垂直になったと
きの時刻を0とすると時刻の磁束と
誘導起電力 Vを求めよ (微分を用いてよい)。
図2のようにSを生かし, コイル面に垂
直な磁束密度の成分 B cos wt を用いて
もよい。
ファラデーの法則より
40
4t
V=-N-
Nao
dt
=NBSw sin wt... ①
==
はじめのうちは
磁束が減少してい
くから, a が高電
位側となる。 上の
結果は, b に対するaの電位を表してい
ることになる。
コイルが180°回るまでaが高電位
(V> 0), それ以後は a が低電位 (V<0)
となることを図を描いて確かめてみると
勉強になる。 式とはありがたいもので,
①ですべてが表されている。
なお,この問題は交流起電力の発生方
法を扱っている。
a
減
V
N
76
a
B S