物理
次に,AさんとBさんは、発射台が水平面に固定されていない場合の現象につ
いて考察している。ただし、図3のとは正しくは描かれていない。
Aさん: 発射台が水平面上をなめらかに運動できるとき, 図3のように発射台から
見て水平方向から45°の方向に小球を打ち出すと, 小球が水平面に衝突す
る直前の速度方向と水平面のなす角度が 45° とは異なるよ。
Bさん:小球を打ち出したときの反動で,発射台が動いてしまうのが原因だね。小
球が水平面に衝突する直前の速さをひとして考えてみよう。
打ち出した直後
落下する直前
小球
<45°
発射台
小球
水平面
水平面
問5 次の文章中の空欄 10
ものを,それぞれ直後の {
11
物理
に入れる式または語句として最も適当な
} で囲んだ選択肢のうちから一つずつ選べ。
Aさん:Φ=60°になるとき,小球を打ち出した直後の,発射台に対する小球
の速さ”はどうなるだろう。
Bさん:発射台に対する小球の相対運動を考えると求められるよ。小球を打ち
出した後の台の速さをVとすると,
v= 10
0 √2(V)
② √2V+
2(+12/20)
③√√2 (V-v')
④ √2 (V+α)
となるよ。
Aさん:一方で,発射台の質量が小球の質量より十分大きいときは
① 0°に近い値
11'
図 3
問4 小球を打ち出した後の発射台の速さはいくらか。 最も適当なものを,次の①
⑥のうちから一つ選べ。 ただし, 発射台の質量をM, 小球の質量をとす
る。 9
mv'sin 45°
mv'cos 45°
mu'sino
M
M
M
mv'cos o
M
2mv'sin
2mv'coso
M
M
11
②
45°に近い値になるよね。
③ 90°に近い値