(2) 1から120 までのすべての自然数の積を M とする。
2 HOR
太郎さんと花子さんは, M を 432 で割り切れる回数について考えている。
太郎:1回割り切れたら、次はその商を割り切れるかどうかを調べるというこ
とだよね。
花子:そう。例えば、 1024は2で10回割ることができるということだね。
太郎:それにしてもMは数が大きすぎてとても計算できないよ。
花子:確かに計算は大変だね。 でも, M を 432 で何回割ることができるか」
だけならわかるんじゃない。
太郎 : ここでも素因数分解に注目すればよさそうだね。
mを自然数とする。 M を割ることができる自然数 2" のうち,最大のものは
m=シスセとした数である。
これより,Mは2でちょうどシスセ 回割ることができる。
同様に考えて,Mは3でちょうどソタ回割ることができる。
以上から, M は 432 でちょうどチツ回割ることができる。