地学基礎
問5 前ページの文章中の下線部(b)に関連して, 地球の衛星である月の形成の理
論の一つとして, 原始地球に対する原始惑星の大規模な衝突により, 原始地
球を構成していた物質の一部が飛散し、そこから月が形成されたという考え
方がある。 そこで, Sさんは,地球と月を合わせて一つの仮想的な天体X
とみなし、その天体Xの体積と平均密度を図に示すことにした。 月の体積
地球の0.02 倍, 平均密度を3.3g とすると,天体Xの体積と平均密
度は、次の図3中のA~Dのうち、どの位置に表されるか。 最も適当なもの
を、後の①~④のうちから一つ選べ。 ただし, 天体Xの体積は地球と月の
体積の合計であり、質量は地球と月の質量の合計であるものとする。
5
平均密度
6
5
水星
金星
(g/cm³)
火星
8
月
A
地球
00
B
00
607
0.5
体積(地球を1とする)
図3 地球型惑星, 月および天体Xの体積と平均密度
①A
B
③ C
④ D
月体 C