日記Ⅱ
9月○日
桜が満開になった。今日は近隣の小学生を▲▲カレッジに招いて日本の文化に
ついて紹介する Japanese Day だった。 ▲▲には茶室もあって、 そこで私は茶道
て まえ
のお点前* を披露した。 留学生のなかで一番仲良くなったアディティが着物姿を
褒めてくれてうれしかった。 帰国するまでにアディティに私の好きな日本の料理
をつくってあげよう!
*茶をたてる作法・所作。
問4 次の会話文は,ユリさんとインド人留学生アディティさんとのものである。
茶のよび方と中国からの伝播経路を示した後の図2を参考にして、会話文中の
空欄サとシに当てはまる語句の正しい組合せを,後の①~⑥のうちから一つ選
ベ。 17
リ 「日本のお茶はどうだった?」
い
「インドでもお茶を飲むけれど, 味も淹れ方も全然違ったよ」
リ「インドではどんなお茶を飲むの?」
ユ
アディティ
ユ
アディティ
ユ
「紅茶を水から煮出して, しばらくしたらミルクと砂糖をたくさん
加えるの。『チャイ』 や 『チャーヤ』 とよぶ, 甘いミルクティーよ」
「図2をみると, 『チャイ』 や 『チャーヤ』 というよび方は中国か
らインドへ(サ)で伝わってきたんだね」
アディティ 「島国のなかには、 図2中の(シ)のように旧宗主国と同系
統のよび方をする国もあるんだね。 旧宗主国の言語が影響して
バいるのかな」
出
ユ
リ「それぞれの国への伝播のようすを調べてみるとおもしろそうだ
「ね」