生産者余剰と消費者余剰
消費者余剰とは、消費者がある財を「この価格なら買ってもよい」と考える最高額と実際に買った価格
との差であり、売買による消費者の利益である。 また、生産者余剰とは、生産者がある財を売って得た金
額から生産にかかった費用を差し引いた金額で、 売買による生産者の利益である。 下の図1で、 消費者余
剰はPP1E, 生産者余剰はPP2Eである。
輸入による利益
国産品と海外製品が同一の品質で、国産品よりも海外製品の価格が安い場合、 輸入が生じる。 図2で
輸入が生じた場合、価格はPからP3に下がり、数量はQからQ2に増加する。 国内供給量はQからQ」に
減少し、輸入数量はQ2-Q1 となる。
消費者余剰は、輸入前のPP1Eから輸入後はP3P1E2に
生産者余剰は、輸入前のPP2Eから輸入後はP3P2E1 に [12
全体で
EE1E2 の分だけ増加したことになる。
みた余剰は,
図 価格 P
格 需要曲線(D)
P
P2
消費者余剰
生産者余剰
(土)
E
供給曲線 (S)
数量
図2
価格 P
増加・減少
一方、国内の
する。
増加・減少する。 その結果, 国内
格 需要曲線 (D)
P
P3
P2
E1
-E
供給曲線 (S)
E₂
数量