(参考
酸化還元滴定
段化還元反応を利用して, 還元剤または酸化剤の水溶液の濃度を滴定に
よって求める操作を 酸化還元滴定 という。滴定の終点では, 次の関係が
成りたつ。
(酸化剤が奪う電子の物質量) =(還元剤が与える電子の物質量)
使用する器具や操作は, 基本的には中和滴定と同じである。
道マンガン酸カリウムは, 反応前後の色の変化 (MnO4-の赤紫色が消え
るかどうか)で演定の終点がわかるので, 酸化還元滴定によく使われる。
0.0600mol/Lのシュウ酸水溶液 10.0mLに希硫酸を加えて温
め,濃度が不明の過マンガン酸カリウム水溶液をビュレット
で滴下したところ, 16.0mL加えたところで過マンガン酸カリ
ウム水溶液の赤紫色が消えなくなった。
次式を参考にして, 下の問いに答えよ。
MnO-+8H*+5e~→ Mn?++4 HeO
H2C2O4 → 2CO2+ 2H*+2e~
(1) この変化を化学反応式で表せ。
(2) 過マンガン酸カリウム水溶液の濃度は何 mol/Lか。
問D
O図A 酸化
過マンガン目
によって分
色のビュレー
振り混ぜ
なくなっ