71 (1) 水が凝固するときに放出される発熱量(凝固熱) と, 冷却
により奪われる熱量が等しくなっているから。
(2) 溶媒の水だけが凝固するため, 残った溶液の濃度が次第
に大きくなり、溶液の凝固点降下の度合いが大きくなる
ため。
※04
(4) 0.276mol/kg
(3) (凝固) B (凝固点) A
(5) 1.53K
(6)(凝固点)-0.0740°C (氷) 315g
解説(1) aは凝疑固点以下になっても凝固しておらず, 液体の状態 (過
冷却の状態)である。その後, 凝固がはじまると,
凝固による発熱量 > 冷却により奪われる熱量
となりグラフは上昇する。さらに, b~cでは温度は一定で, dで
はすべて固体となっている。
(4) CaCle-2 H0 の式量は 147.0, H2O の分子量は 18.0である。
2×18.0
二水和物 4.10g 中の H.O は 4.10×-
-=1.00(g)
147.0
CaCle の物質量は二水和物の物質量と等しいから, 質量モル濃度は、
A.10
147.0
1000
100+1.00
=0.2761…=0.276(mol/kg)
(5) At=Km より,
※24
At=1.85×0.2761×3=1.53(K)
(6) NaCl の式量は58.5 である。 4t=K:m より,
0.585
At=1.85×
58.5
1000 ※③く
-×2=0.0740 (K
500
よって, 凝固点は-0.0740°C
また, At=0.200(K)になったときの凝固した氷をx[g] とすると
At=Km より
0.585
1000
-X
58.5
At=1.85×-
500-x
-×2=0.200
x=315(g)