問題1 電気分解 ① 電極の反応式と直列・並列の電気量の扱いの復習問題
A槽
B槽
Pt
Ag
NaNO3aq
CuSO4ag
C槽
D槽
Pt
4つの電解槽A~D (電極は図に示す),
直流電源, 電流計を図のように接続し,
1.00 Aの一定電流を80分25秒間通電し
た。 電解後, B槽の陰極の質量は電解前と
比べて0.635g増加していた。 これについ
て、以下の各問いに答えよ。 なお, 必要であ
れば,以下の数値を用いよ。 また, 数値の答
えは有効数字3桁で答えよ。
Pt
C
C
+ Naci aq
+ ZnSO4agt
0. agt
陽イオン交換膜
州
原子量: H=1.0,0=16,S=32,Cl=35.5,Cu=63.5,Zn=65.4,Ag=108
ファラデー定数F=9.65×10°C/mol, 水のイオン積:Kw=1.0×10-'^ mol²/L2
(1) この電解で, 電流計Aを通過した電子の物質量を求めよ。
(2) A槽全体で発生した気体の体積は、標準状態で何mLか。
(3) C槽の中央部には陽イオン交換膜が取り付けてあり、両側の溶液はそれぞれ500mLずつ
ある。 電解後, 白金電極側の溶液の水酸化物イオン濃度は何mol/Lか。
(4) D槽では,一方の電極では気体が発生し、 他方の電極では固体が析出した。 発生した気体
の体積は標準状態は何mLか。 また, 固体は何g析出するか。
Pt
Pt