類題
やや難10分(東邦大·改)
図のような装置を使い, 呼吸商を測定した。2つの三角フラスコに同量
のコムギの発芽種子を入れ, ピーカーには KOH溶液,または水を入れた。
一定温度に保ち、活栓を閉じて一定時間後に, 着色液の動きから三角フ
ラスコ中の気体の減少量を測定した。次に, ヒマの発芽種子を使い, 同
様の実験を行った。表はこれらの結果を示している。
I
I
活栓
着色液
ビーカー内
コムギ
ヒマ
三角
フラスコ
KOH溶液
99.8
105.5
ビーカー
水
1.4
31.3
発芽種子
Y1) KOH 溶液の働きを15字以内で説明せよ。
K(2) コムギおよびヒマの発芽種子の呼吸商をそれぞれ求めよ。 答えは四
捨五入して小数点以下第二位まで記せ。
(3) (2)の結果から,コムギおよびヒマの発芽種子では、どの呼吸基質が
主に使われたと推定されるか。それぞれの名称を答えよ。
(4) コムギの呼吸基質をX, ヒマの呼吸基質をYとした場合,XとYで
異なる呼吸商が得られた理由として正しいものを, 1つ選べ。
a YよりXのほうが分子中の酸素の割合が大きいため。
b XよりYのほうが分子中の酸素の割合が大きいため。
c YよりXのほうが炭素数が多いため。
d XよりYのほうが炭素数が多いため。
C0
解答別冊 P.10
大イロ