エネルギー変換の技術 ⑤
電気機器を安全に使用する技術
電気機器での事故
○考えてみよう
電気機器を正しく使用しなかった場合にどのような事故が起こる可能性があるか
考えて書こう。
また、 電気機器の事故を防ぐために自分ができる事を考えて書こう。
使っていない電気機器をプラグにさしたままに
するとやけどや火事につながることがある。この
ような事故を防ぐために使っていないときはプラ
グをぬいておいたり、もえそうな物を近くに
置かないようにする。
⇒回路外に電流が流れる(漏電 )などが原因で、 人体に電流が
流れる(感電)や、 火災といった事故につながる。
たんらく
⇒機器の故障や配線不良などから、( ショート
現象が起こる。
(短絡) といった
こういった電気機器による事故を防ぐために、回路を自動で遮断する
(
ブレーカ )(遮断機) が設置されている。
○再考しよう
学んだ内容を踏まえて今後、電気機器を使用する際に気を付けようと思うことを
まとめ、感想とともに書きましょう。
漏電時の感電を防ぐために、一部の電気機器は(アース線
という電流の逃げ道となる線を設置することが望ましい。
と
⇒使用方法が適切であっても、日々の手入れが十分でない場合に発生する
事故もある。
電源プラグにほこりがたまり、 湿気を吸い込むことで起こる
(トラッキング現象)などもその一つである。
こうした事故を防ぐためにも、長期間使用しない電源プラグは抜いておい
たり、定期的に掃除したりという手入れが必要になる。