(44) 待つ人は障りありて、頼めぬ人は来たり、
〔徒然草〕
(15) 今も昔も、なほざりなる心のすさびに、いと
ほしく悔しきことも多くなむ。
〔源氏物語〕
みやしろ
いなり
1996 稲荷に思ひおこして詣でたるに、中の御社の
ほどの、わりなう苦しきを、念じのぼるに、〔枕草子〕
17 かくて扇をおとしたまへりけるをとりて見れ
ば、知らぬ女の手にてかく書けり。 [大和物語〕
1989 〔源氏の君ハ〕筝の琴仕うまつりたまふ。
〔源氏物語〕
(19) 「昔をだに、類なき身と思ひ給へしに、またか
かることも侍りけり。」
〔宇津保物語〕
(2) むかし、つれなき人をいかでと思ひわたりけ
れば、いかで何とかして(なびかせたい)。〔伊勢物語〕
あてにしていない人
(44) 期待させない人
頼んでおいた人
さう