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例題7力のつりあい ①
‒‒‒‒‒‒
軽い糸1に重さ(重力の大きさ) 10N の小
球をつけ, 天井からつるす。 小球を軽い糸向
2で水平方向に引き, 糸1が天井と30°の
角をなす状態で静止させた。 糸1, 糸2が
小球を引く力の大きさ T1 [N], T2 [N] をそれぞれ求めよ。
bta
指針 糸が引く力を水平方向と鉛直方向に分解する。
解
鉛直方向の力のつりあいより
Tisin 30°- 10 = 0 •
20
よって T1 = 20N
15 TELE
CONSE
水平方向の力のつりあいより
oman
T2 - Ticos 30°= 0.
√√3
よって T2 = 20 × =17N
2
よって T1 = 20N
別解 2本の糸が引く力の合力が重力とつり
In
あう。直角三角形の辺の長さの比より
T1:10 = 2:1
([M〕g
T2:10= v3:1
よって T2=10√3≒17N
30°
類題 7 重さ(重力の大きさ) 20Nの小球に軽い糸 1,
Mot
糸2をつけ, 図のように天井からつるして小
球を静止させた。 糸 1, 糸2が小球を引く力
の大きさ Ti〔N〕, T2 [N] をそれぞれ求めよ。
ヒント 垂直な方向について力のつりあいを考える。
糸1
30°
T1
Ticos
Ticos
E-610005
_30°
30°
30°
60°
糸1
/3
T2
30°
sin 30°
cos30°=¥2
2,
の関係を用いる (v3= 1.73...)。
2
T1 sin 30°
10 N
糸2
T₂
10 N
3
糸が引く力
の合力
T₂
重力 10 N
30°
糸2