対し
例題 飛行機から落とした物体の運動
初
点
高さ980mの所を196m/sの速度で水平に飛んでいる飛行機から,地上にあ
向
るA点の真上で物体を静かに投下した。物体が落下する時間, A点と落下点と
は
の距離,および地面に落下する直前の物体の速さを求めよ。ただし,重力加速
度g=9.8m/s?, V2= 1.41, V3 = 1.73とし, 空気抵抗は無視する。
10-0
落ちる前の物体は飛行機と同じ速度で飛んでいる。飛行機から物体を落と
着眼
すのを地上から見ると, 物体は水平に投げ出されたのと同じ運動をする。
解説)物体の初速度は水平方向に196m/sで, 鉛直成分は0であるから, 鉛直方向の運
動は自由落下運動と同じ。 落下する時間を[s] とすると,(1·44)式より,
2×980
980= gt
よって,t=
2×980
9.8
= 10V2 314s
三
g
A点と落下点との距離x[m]は, 水平方向の変位を求めればよい。(1·43)式より、
x= Vot = 196 ×10V2= 2.8× 10°m
PR
落下直前の速さは,まず, 水平成分ひょと鉛直成分v」を求める。(1·39), (1·40)式より,
Vょ= Vo= 196m/s, vy = gt=9.8 × 10V2 = 98V2m/s
新 おこ
したがって,速さひは, (1·41)式より,
ひ=Vu?+ U? = V196°+ (98/2)?%3 98V6= 239.… =240m/s
圏 時間…14s 距離…2.8×10°m 速さ…240m/s