の
推定の助動詞「らし」「めり」「なり」
『徒然草』
まくらのそうし
『枕草子』
法詳解
-1
ラ変用願望・体名係助
名
名
名係助 名 係助終
名係助 名 断定・体ク・終
名
係助 名 格助
「ありたき木は、桜。
松は五葉もよし。花は一重なるよし。
植えておきたい木は、
松と桜だ。
松は
五葉の松もよい。
桜の花は一重であるものがよい。
八重桜は奈良の
八重桜は
奈良の
係り結び
丁(筆者→読み手)
助
ラ変用 過去・体 接助
係助
名格助用ラ四・用補ラ変体伝聞・体
名格助名
名
名
名
名
のみありけるを、この比ぞ、世に多くなり侍る なる。吉野の花、左近の桜、皆一重
着眼点
問一
る。
す
あったのに、
このごろでは、
世間に
多く
なっているそうです。
吉野の桜、
左近の桜は、
みな一重
答
係り結び
係助
名
助ナリ・幹格助名 断定・終
ク用
下二用 存続・終
ワ下二・未打消用接助 ラ変・用
へこそあれ。八重桜は異様の物なり。 いとこちたくねぢけたり。
植ゑずともあり
問
of
八重桜は
風変わりなものである。
たいそうくどくて
ひねくれている。
植えなくても
きっとよい
量・終
名
シク・終
名 カ四・用存続・体係助
シク
名係助ク・体
名
名
断定体
遅桜、
又すさまじ。虫のつきたるもむつかし。梅は白き、薄紅梅。一重なるが
遅咲きの桜も、また興ざめなものだ。虫が
ついているのも
気味が悪い。
梅は白い梅や、薄紅梅がよい)。
一重である梅が
カ四・用存続・体係助
ラ四用存続・体
名
名
ク・体
係助
副
シク終
ク・体名係助
名格助
八四用
咲きたるも、
重なりたる紅梅の匂ひめでたきも、皆をかし。遅き梅は、桜に咲きあひ
いているのも、花びらが重なっている紅梅で
匂いがすばらしいのも、
みな趣がある。
遅咲きの梅は、
桜と
同時期に咲い
名 断定・体格助
名
ラ四用
ラ下二用
接助
名格助
マ四用
カ四用存続・体
て、枝にしぼみ
つきたる、心憂し。
一重なるが、まづ
他に先がけて
ついているのが、情けない感じである。 「一重である梅が、
の一
and S
C