45 鉱物の結晶構造 鉱物に関する次の文を読み,後の問いに答えよ。
岩石は、主にケイ酸塩鉱物で構成されている。ケイ酸塩鉱物の結晶構造は,下の図1に
示す SiO。四面体を基本としている。 SiO, 四面体のつながり方によって,ケイ素原子(Si)
と酸素原子(0)の数の比が変化する。
Si->0
00
図1
図2 輝石における SiO, 四面体のつながり方
破線は構造がくり返される最小単位の境界を示す。
●は酸素を示し、, Siは酸素に隠れており描かれていない。
(1) ケイ酸塩航物に属さないものを, 次の(ア)~(エ)から1つ選べ。
(ア) 角閃石
(2) 図1に示した SiOg 四面体について, 輝石におけるつながり方を, 図2に描いた。隣接
する最小単位と共有する酸素原子に注意して, 輝石におけるケイ素原子と酸素原子の数の
比(Si:0)として最も適当なものを, 次の(ア)~(エ)から選べ。
(ア) 2:5
(3) 輝石の結晶は,図2のようにつながった鎖状の SiO』 四面体が何本も束ねられてできて
いる。鎖と鎖の間に入るイオンの組み合わせとして最も適当なものを次の(ア)~(エ)から選べ。
(ア)
(イ)黒雲母
(ウ) カリ長石
(エ) 方解石
(イ) 2:6
(ウ) 2:7
(エ) 2:8
Ca, Na
(イ) Fe, Ni
(ウ) Si, Al
(エ) Fe, Mg
(2008 センター)
大 aos