(b) 高分子化合物の合成において, 高分子化合物の生成量は官能基の消費量から求め
ることができる。反応で消費された官能基の割合を反応度 p とすると,反応度は
以下のように表される。
S
反応度 p=
LAXY
反応で消費した官能基の量 〔mol]
反応開始時の官能基の量 〔mol]
品
加
反応開始時にあった単量体の分子数を No 〔mol], 反応度における高分子化合
物の分子数を N 〔mol] とすると,このときに得られる高分子化合物の数平均重合度
No
A
X, は で表されるので,X, を,反応度』を用いて表すと I となる。
N
ロ
ポリエチレンテレフタラートは、テレフタル酸とエチレングリコールの縮合重合
によって得られる高分子化合物である。 この縮合反応は可逆反応であるので,数平
AYLANAS
SUNE
均重合度X, はこの反応の平衡定数によっても影響を受ける。 いま, テレフタル酸
A TH
A
とエチレングリコールの混合物中のカルボキシ基とヒドロキシ基の初濃度は等しく
館についms.
Co [mol/L] とし, 反応度で平衡状態になったものとすると、平衡定数Kは以下
JA SAUNA (1
のように表される。