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生物 高校生

問4の答えをお願いします🤲

細胞骨格は,微小管,アクチンフィラメント,中間径フィラメントの3つに分けられる。 細胞骨格は細胞の構造を支えるだけでなく,さまざまな細胞機能にかかわっている。微小 管およびアクチンフィラメントは,細胞分裂のときにそれぞれ重要な役割を果たしており, (0チューブリンやアクチンの重合を阻害すると,正常な細胞分裂が起こらない。(2)アクナン フィラメントは,細胞の外形が変化するアメーバ運動にも深く関与している。 多細胞動物の多くの細胞は,周囲の細胞や,コラーゲンなどを主成分とする細胞外トの構 造と接着しており、 これを細胞接着という。細胞接着の構造はいくつかの種類に分けられ, 隣り合う細胞どうしをボタン状に強固に結合する構造は ]とよばれる。 構成する 2というタンパク質には多くの種類があり,同じ種類の の外側の部分で互いに結合する性質がある。「ののこの性質を維持するためには ③]が必要である。 して結合している。 0を 2]は細胞膜 0」では, 2 と中間径フィラメントが連結タンパク質を介 細胞骨格および細胞接着について調べるため,ヒト由来の培養細胞Xを用いて実験1お よび2を,ニワトリ歴の網膜の色素上皮細胞を用いて実験3を行った。 実験1 図1の細胞) 色体数は 2n)の細胞周期は24時間である。 核(染色体数は2ヵ) 下線部(1)について調べるため, 次の培養皿A~Cの中で細胞X 細胞膜 を48時間培養した。 (培養皿 A)チューブリンの重合を阻害する薬剤を加えた培養液 (培養皿B)アクチンの重合を阻害する薬剤を加えた培養液 (培養皿 C)培養液のみ 実験2 細胞Xは, 化学物質Yに対して正の化学走性を示す。下 線部(2)について調べるため, 細胞Xのアクチンフィラメントを 蛍光物質で標識した(図2)。この標識された細胞Xを培養液の 入った培養皿に入れ,端においた細いガラスのビピペットの先端 から化学物質Yを出して細胞のようすを顕微鏡で観察した。 実験3 ニワトリの8~9日目の歴から網膜の色素上皮を取り出して細胞をばらばらにし,、 培養皿に入れて培養すると,1~2日後には細胞どうしが密着した細胞塊が形成された。 この培養皿から培養液を取り除いて3 を結合して除去する効果をもつ薬剤Zを加えて細胞のようすを顕微鏡で観察した。 問1 文中のの~③に適切な語旬を入れよ。 問2 実験1の結果について, 培養皿Cと比較して,培養皿AおよびBの中に正常では ない細胞が観察された。それぞれどのような細胞か述べよ。また, そのような細胞がで きた理由について説明せよ。 問3 実験2を始めてしばらくすると,細胞 (a) Xの形が変わり, 化学物質Yのほうへ移動 し始めた。移動中の細胞とアクチンフィラ メントのようすを表す最も適切なスケッチ 細胞質 図1 ヒト由来の培養細胞X 蛍光標識された アクチンフィラメント 図2 アクチンフィラメント を蛍光標識した細胞X を含まない塩類溶液を入れ,さ 3 6 第1編 生命現象と物質 を前ページの(a)~(c)から1つ選べ。また, その理由について説明せよ。 問4 実験3について,以下の(ア)~(ウ)のような観察結果が得られた。このような結果が得 られた理由について, それぞれ説明せよ。 (ア)薬剤Zを入れる前の細胞塊では、細胞どうしが密着していた。細胞は,石畳の敷石 のような多角形であり,それぞれ少しずつ形が異なっていた。 (イ)薬剤Zを入れてしばらくすると、隣り合った細胞の間にすきまが見えるようになった。 (ウ)(イ)よりもさらに時間がたつと 細胞はばらばらになり,すべて丸い形になった。 「16 滋型匠+)

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