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3理8-4
4 図1は、地下の浅い場所で発生した地震のゆれを,地点A~Cの地震計で記録したものであり,
どの地点でもXとYの2種類のゆれが記録された。 また, 次の表は地点A~Cの震源からの距離と,
2種類のゆれが始まった時刻をそれぞれまとめたものである。これについて,あとの問いに答えなさ
い。なお,この地震の2種類のゆれを伝える2つの波はそれぞれ一定の速さで伝わったものとする。
図 1
75
56
地点
震源から Xのゆれが始まったYのゆれが始まった
の距離
時刻
時刻
A
60km
13時45分22秒
13時45分29秒
B
120km
13時45分30秒
13時45分44秒
C
180km
13時45分38秒
13時45分59秒
Y
地点 ANIM
✗
Y
地点B-
60
X
Y
地点 C
(1) 図1のYのゆれを何というか。 名称を答えなさい。
15/60
2
15
(2)次の文は,この地震が発生した時刻の求め方を説明したものである。 文中の①
れぞれあてはまる数値を答えなさい。
② にそ
表より, 地点Aと地点Bの震源からの距離の差は60kmである。 Xのゆれが 60kmの距離を伝
わるのにかかる時間は ①秒であることから,この地震が発生した時刻は13時45分22秒の
①秒前である13時45分 ②秒と求めることができる。
(3)表より,XとYのゆれが60kmの距離を伝わるのにかかる時間がわかる。このことから,①P波
と ②S波の速さはそれぞれ何km/sか。
(4) 緊急地震速報 (警報) は, 地震が発生したときに, 震源に近い地震計でP波を感知し,その情報を
もとに瞬時に各地のS波の到達時刻やゆれの大きさを予測して, 可能な限りすばやく知らせる気象
庁のシステムである。 これについて次の各問いに答えなさい。
① 緊急地震速報は, 最大震度5弱以上と予測された場合に発表される。 次のうち, 震度5弱の
ゆれや被害のようすを説明したものとして最も適当なものはどれか。 1つ選び, 記号で答えなさ
い。
ア 屋内で静かにしている人の大半がゆれを感じる。電灯など, つり下げているものがわずかに
ゆれる。
イ大半の人が恐怖を覚え, 物につかまりたいと感じる。 たなの食器類や本が落ちることがある。
ウ立っていることができず, はわないと動くことができない。 補強されていないブロックの塀
がくずれることがある。
② 図2は、緊急地震速報の流れを表したものである。 図2
この地震では、震源からの距離が15kmの地点にあ
ある地震計でP波を感知して, その5秒後に緊急地震
速報が発表された。 緊急地震速報が出されたときに,
S波が到達しているのは震源から何kmまでの地点か。
地震発生
震源からの距離が
15kmの地点の
地震計
気象庁
3) (11)
P波を緊急地震速報
とらえる
を発表
°55