24. 〈反応する量の関係〉 実験 グラフ
炭酸カルシウムを主成分とする石灰石 2.8g に,ある濃度の塩酸を加えると,二酸化
炭素が発生した。このとき,加えた塩酸の体積 〔mL〕 と発生した二酸化炭素の質量 〔g〕
の間の関係を調べたところ, 表の結果が得られた。 次の問いに答えよ。 数値は有効数字
2桁で答えよ。 (H=1.0, C=12,0=16,Cl=35.5, Ca=40)
加えた塩酸の体積 [mL]
20 40
60 80 100
発生した二酸化炭素の質量 〔g〕
0.44 0.88 1.10 1.10 1.10
(1) この結果をグラフに描け。
(2) 文中の下線部の反応について, 化学反応式を記せ。
■思考(3) 下線部で用いた塩酸のモル濃度 [mol/L] はいくらか。
(4) 下線部で, 石灰石 2.8g中の炭酸カルシウムと過不足なく反応したHCI の物質量
[mol] はいくらか。
(5) 下線部で用いた石灰石には, 炭酸カルシウムが何%含まれているか。
(6) 標準状態で1.96Lの二酸化炭素を発生させたいときに, 下線部で用いた石灰石は
何g 必要か。 ただし, 塩酸は十分量加えるものとする。
[福岡大〕