問4 下線部③の現象を調べる目的で以下の交雑実験を行った。
交雑実験 : 同一の染色体上に3組の対立遺伝子Aとa, Bとb, Cとcが存
在する。 A とは α, Bとbはβ, Cとcはyの独立した形質を
制御している。 A, B, C はそれぞれ a, b, cに対して優性であ
る。 いずれの形質も優性の個体 X と, いずれの形質も劣性の個
体Y を交雑したF」 個体の形質はすべて優性であった。 このF1
個体をいずれの形質も劣性の個体と交雑して生じた3000 個体の
表現型は表1のようになった。
αの形質
優性
優性
優性
劣性
優性
劣性
劣性
劣性
βの形質
優性
優性
劣性
優
性
劣性
優性
劣性
劣性
表 1
Yの形質
優性
劣性
優性
優性
劣性
劣性
優性
劣性
個体数
1146
3
258
68
80
238
5
1202
このときの各遺伝子間での組換え価 (%) を求めよ。 組換え価は小数点以下を切
り捨てることとする。 また, これにもとづき予想される染色体上の各遺伝子の配
列順序と相対的距離を解答欄の線上に示せ。