基本例題 11 気体の溶解
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ロング
0°, 1.01×10 Paの空気が水 1.0Lに接している。 溶解した酸素の質量
[g] とその分圧下での体積 [mL] を求めよ。 空気は酸素と窒素の体積比1:4
合物とし, 0℃で1.01×10 Paの酸素は, 水100mL に 7.0×10-3g 溶けるものとす
る。 016 とする。
脂 溶解する気体の質量は、圧力(分圧)に比例する(ヘンリーの法則)。また,ボイルの
法則より,圧力が変わっても、溶解する気体の体積は変わらない。
扇答 0℃, 1.01 × 10°Pa, 水100mLの場合と比べると, O2 の圧力(分圧)が
1
4+1
=1/3(倍),
水の量が
1000 mL
100 mL
=10 (倍)になっているので溶解したO2の質量は,
第1編
7.0×10-gx = ×10=1.4×10-2g 答
溶解する気体の体積は圧力にかかわらず一定なので、この問題の分圧で水1.0Lに溶
ける体積=標準状態で水 1.0Lに溶ける体積である。 よって、
7.0 × 10-3g×10
22.4L/molx
32 g/mol
=49×10-L=49mL 答