「「白バラ」抵抗運動のビラ」(1942)
無責任で、暗い本能のままに動く支配者たちに、対抗することもせずに「統治」させておくのは、文化的民族にふさわ
しいことではない。 今日、 すべての誠実なドイツ人は、自らの政府を恥じているのではないだろうか。ひとたび、私たちの
前からヴェールが取り外され、これまで起こったことのないような残慮で大規模な犯罪が白日のもとにさらされることに
なると、想像を絶するすさまじい汚名が私たちと私たちの子孫にかぶられるだろう。ドイツ民族が…自らの理性的判断
に従う自由を放棄するならば、ドイツ人がすべての個性を失い、これほどまでに精神を失った睡病な群衆になってしまっ
ているならば、そのとき、まさにそのときにこそ、ドイツ人は減亡に値する。…一人ー人が最後の時にあたい、キリスト歌
的西欧文化を担う一員としての責任を自覚し、できうるかぎいの抵抗を試みて、人類の災厄に抗し、全体主義およびそ
れに類似する一切の独裁国家のシステムに抗して、活動しなければならうない。 受動的抵抗を行え一抵抗を。 諸君がどこ
にいるかを問わず、 この無神論者が戦争マシーンを運転し続けることを妨げよ。 …
この文書をできるだけ多く複写して、多くの人々に配られることを願う。
Q1:「無責任で、暗い本能のままに動く支配者たち」とは何を指しているだろう?
A1:
Q2:「これまで起こったことのないような残虐で大規模な犯罪」とは何を指しているだろう?
A2:
Q3:「そのとき、まさにそのときにこそ、ドイツ人は滅亡に値する」のはなぜだろう?
【A3)
Q4:「この文書をできるだけ多く複写して、 多くの人々に配られることを願う」のような活動を何と言うだろう?
A4: