・ⅡI
次の文章ABを読み、下の問いに答えよ。
A 室町幕府は,地方支配のため、鎌倉幕府以来の守護を置いたが, その権限は、南北朝動乱の過程で,
大幅に拡大されていった。守護はこれらの権限を利用して荘園や公領を侵略し,国人などの武士たち
一族で複数の守護を占めるものもあり、 領国支配を強めて大きな権力をもつ者も現れた。
に分配して家臣化を進めた。 また、任国内に独自にアを賦課することもあった。 守護のなかには,
しかし国人などの武士のなかには, 自立的で, 守護権力に対抗した者も多かった。 幕府は国人や古く
からの足利氏家臣, 守護の一族などを奉公衆という直轄軍に編成し, 京都において将軍を護衛させる一
方,諸国に散在する将軍直轄領である
めた守護のなかには、全国政権としての幕府が衰えたのち独自の統治機構をもつ戦国大名に成長する
者がいたが,守護代や国人などに実権を奪われ、滅ぼされてしまう場合もあった。 (08セ本改)
問1 空欄
①
③
ア
分一銭
段銭
イ
守護の動向を牽制させた。領国化を進
イの管理をゆだね。
/11
に入る語句の組合せとして正しいものを、次の①~④のうちから一つ選べ。
(08セ本) 1
御料所
イ
イ御料所
イ 関東知行国(関東御分国)
関東知行国(関東御分国)
イ
②了分一銭
④ ア段銭