5 下の実験を行った。 次の (1) ~ (4) に答えなさい。 ただし, 100gの物体にはたらく重力の
大きさを1とする。また,糸の重さと体積は考えないものとし、実験中に直方体は水槽の底には
つかないものとする。 (15点)
実験
手順1 高さ8cmの直方体Aの上面の中央に糸をつけてばねばかりにつるし, 底面が水平に
なるようにして図1のように水槽の水に沈めていき、直方体Aが水中にあるときの水面
と底面との距離と, ばねばかりの示す値との関係を調べ、 図2にグラフで表した。
手順2 形と大きさが直方体Aと同じで重さが異なる直方体Bを, ばねばかりにつるさずにそ
のまま水槽の水に入れたところ、底面が水平になって図3の状態で水に浮いて静止した。
ばねばかり
糸
水面と
直方体 A
底面との
距離
図 1
水
8cm以降も測定して
いるが,ここでは結果
を示していない。
4.0%
ばねばかりの値N
2.4
24
2 cm
直方体B
0
0
8
水面と底面との距離[cm]
図2
図3
(1) 直方体Aの質量は何gか, 求めなさい。
400g
(2) 水面と直方体Aの底面との距離が0~10cmの範囲で、水面と底面との距離と, 直方体Aには
たらく浮力の大きさとの関係を表すグラフを, 解答用紙の図にかきなさい。
(3) 水面と直方体Aの底面との距離が6.4cmのとき, 直方体Aにはたらく浮力の大きさは何Nか,
求めなさい。
(4) 手順2について,次のア, イに答えなさい。
ア図3の状態のとき, 直方体Bにはたらく浮力の大きさと, 直方体Bにはたらく重力の大きさ
の関係として適切なものを、次の1~3の中から一つ選び、その番号を書きなさい。
直方体Bにはたらく浮力の大きさは, 直方体Bにはたらく重力の大きさより大きい。
2 直方体Bにはたらく浮力の大きさは,直方体Bにはたらく重力の大きさと等しい。
3 直方体Bにはたらく浮力の大きさは,直方体Bにはたらく重力の大きさより小さい。
イ下の文章は,図3について考察したものである。文章中の①
ぞれ求めなさい。
②に入る数値をそれ
図3の状態のとき 直方体Bに上から力を加えて真下に押し, 直方体Bの上面が水面と