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Doto
b
・不要になった製品からレアメタルを回収して再利用するリサイクル・
資源化の対策が行われている。
●電力は、さまざまな発電方法によって得られる。
水力発電 水資源にめぐまれた日本で、かって発電量が多かった。
効力発電
高度経済成長期以降、日本の発電の中心となった。
原子力発電 拡大が進められてきたが、2011年の福島県での発電所の
事故により、利用が見直されている。
将来の世代のことも考えた持続可能な社会の実現が求められ
ている。
●環境への配慮から、省エネルギーの技術を生かした取り組み
が行われ、消費電力の小さい家電製品や、走行時に排ガスを出
さない電気自動車の普及なども進んでいる。
源や産業の特色 ③.
●日本の工業は、繊維工業などの軽工業から始まり、金属・機械・
化学工業からなる重化学工業へ、さらに先端技術産業へと発展
してきた。
●日本では、早くから、臨海部の太平洋ベルトに位置する関東地方
の京浜工業地帯、中部地方の中京工業地帯、近畿地方の阪神工業地
九州地方の北九州工業地帯などの工業地帯で工業が発達した。
●輸送機械工業や電気機械工業などの組み立て型の工業の
にともない工業地域が内陸部にも広がり、輸送に便利な高速
道路沿いに、計画的に工場を集めた工業団地が整備された。
●日本の工業は、原料や燃料を輸入して製品を輸出する加工貿易を通し
してきた。