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国語 中学生

この設問教えて頂きたいです😭 読解頑張ってみたんですけど、上手く入らなくて、

どうかれびょう 十九世紀のアイルランドでのお話です。 この頃のアイルランドは、ジャガイモが重要な食料となっていました。 ところが、歴史的な事件が起きました。 ジャガイモの疫病が大流行をして、アイルランド国中のジャガイモが壊 滅状態になってしまったのです。このとき、食べ物を失った多くの人たち は祖国を離れて、開拓地であったアメリカ大陸に渡りました。その大勢の 移民たちの力が、当時工業国として発展していたアメリカ合衆国をさらに 押し上げ、つくっていったと考えられます。そのためジャガイモは、「アメ リカ合衆国をつくった植物」とも言われています。 それにしても・・・どうして国中のジャガイモがいっぺんに病気になるよ うな大惨事が起きてしまったのでしょうか。 その原因こそが「個性の喪失」にありました。 ジャガイモは、種芋で増やすことができます。 優れた株があって、そこから採れた芋を種芋として植えていけば、優秀 な株を増やすことができます。そのためアイルランドでは、その優秀な株 だけを選んで増やし、国中で栽培していたのです。 「優秀な株」とは、いったいどんな株なのでしょうか? しょくりょう アイルランドの人たちにとって、ジャガイモは重要な食糧でした。大勢 の人口を支えるためには、たくさんのジャガイモが必要です。そのため、 収量の多いジャガイモが「優れた株」でした。 そして、収量の多いジャガイ 20 モの品種を増やして、国中で栽培していたのです。 収量が多いジャガイモの品種は、ジャガイモの中のエリートとして位置づ けられます。 その「優れた株」とされたジャガイモには、重大な欠点があった のです。それが、胴枯病という病気に弱いということでした。 そして実際に一九世紀の半ばころ、その優秀なジャガイモは、この病気に 侵されてしまうのです。 全国で、一つの品種しか栽培されていないということは、もしその株があ る病気に弱ければ、国中のジャガイモがその病気に弱いということになり ます。そのため、アイルランドでは国中のジャガイモで胴枯病が大発生し、30 壊滅的な被害を受けたのです。 いながひでひろ (稲垣栄洋「はずれ者が進化をつくる」より)

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漢詩で、こんな感じで説明されている部分は、原文・書き下し文でもなく、筆者の 説明文ということであっていますか?

春の眠りは、誰しも経験があるように、非常に気持ちのよいものです。寒くてつらい、長 かった冬も過ぎ、いよいよ春になったぞという喜びを、「暁を覚えず」、つまり、夜が明けた のも気づかないぬくぬくとした眠りで表しています。外はいい天気らしく、あちらでもこち らでも鳥の声が聞こえます。そういえば、ゆうべは「風雨」の音がしていたなあ、と回想し ます。花はいったいどれほど散ったことやら。 作者は寝 床の中にいて、明るくのどかな気分に浸っているのです。 作者の孟浩然は、故郷の鹿門山に自適の暮らしをして ろくもん いました。この詩はその頃のものでしょう。 季節の訪れ も気づかず、あくせくと過ごす俗人の世界に対して、悠 然と自然に溶け入った世界が歌われています。 5 このような、四句から成る漢詩を、絶句といいます。 短い詩型ですから、あれもこれも歌い込むことはできま せん。そこで、詩人は、ここぞという一点を切り取って 心の高まりや感動を表現します。その工夫の一つが、 「起承転結」という構成法です。 第一句は、歌い起こして、起句といいます。 起句が平凡だと詩は生きません。 「春暁」で ここち は、春の眠りの心地よさを、朝になったことに気づかないと表現するところに、詩人の発想 があります。第二句は承句といい、起句を承けてさらに展開します。第三句は転句で、場面 が転換します。「夜」「風雨」という語が暗い雰囲気をかもし出し、前半の明るい情景から一 変します。これが転換の妙味、読者に、おやっと思わせます。 最後は、全体を締めくくる結 旬です。 読者の眼前には、庭一面に散り敷いた花びらが、ぱっと広がります。花びらは雨に ぬれ、朝日を浴びていよいよ鮮やかです。転句が暗いだけによけい印象が強くなるのです。 そして、それが余韻となって、 春の朝の気分が漂います。見事な収束デ この構成法は、誰かが考え出したものではなく、 2 いにしえの心を訪ねる 163 春の朝 。 2 15 漢 ごん 漢床とこ ゆか 3 鹿門山 今の湖北省にある。 しちごん 絶句 一句が五文字のものを 言絶句、七文字のものを七言絶 句という。(1ページ「律詩に ついて」参照) ショウ (ギョウ) 日 あかつき 凡ポン 雰フン どこ 寝床 平俗寝 凡人 平凡 フン あかつき 暁 V

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