□87C4 植物・CAM 植物 (2) CO2 の固定は,
[ア]
カルビン回路により行われるが, 植物の中
には特殊な代謝回路を付加してさまざまな
環境に適応しているものもある。 図1に
は,カルビン回路とこの付加的な回路を示
した。 ホ
CO27
CO21
C3
回路 I
イ 回路 Ⅱ
H
5&& (1)(図1
)
見
見
A
A
か
B
け
B
B
11 20 40 60 80100
図2~4には,付加的見
回路をもつ作物Aと,カ
ルビン回路のみをもつ作
物B の, 見かけの光合成
速度に対する光強度(光
の強さ),温度, CO2濃度
の影響をそれぞれ示した。
(1) 図1のア,イ, ウは CO2 の受容体と生成物であるが, それぞれの化合物の炭素
数を示せ。また,回路I, 回路Ⅱのうち,どちらの回路が付加的回路か。上の
(2)下線部の2つの回路の両方をもつものを、次の①~⑦から2つ選べ。2
コムギ④ トウモロコシ
① イネ
20406080100
光強度(相対値)
図 2
0 1020304050
気温 [℃]
図3
② サトウキビ
⑤ ジャガイモ ⑥ ダイコン
③ コムギ
⑦ ニンジン
CO2 濃度 (相対値)
図4
6
(3)図2図4の矢印で示した点は,それぞれ光補償点, CO2 補償点と呼ばれるが、
補償点とは何か。 簡潔に述べよ。
(4) 図2と図3のデータから,作物AとBの光合成は,光強度 温度に対してどのよ
うな特徴をもつか。
IC-1
(5)4から、作物AのCO2 補償点 (見かけの光合成速度が0になるCO2濃度)は,
作物 B の CO2 補償点よりも低いが,その理由は何か。
(6)作物 Aはどのような環境での生育にお