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国語 中学生

教えて欲しいです(>人<;)🙏

よろい くまがえのじろうなおざね 源氏の武将熊谷次郎直実は、海へと敗走する平家を追う。海岸で見つけた鎧武者 こじろう を呼び止めて組み伏せると、わが子小次郎と同じ年頃の、十六、七歳の美少年である。 いちにん たい くまがへ 熊谷、「あっぱれ大将軍や。 この人一人討ちたてまったりとも、負くべき いくさに勝つべきやうもなし。 また討ちたてまつらずとも、勝つべきいくさに 負くることもよもあらじ。 小次郎が薄手負うたるをだに、直実は心苦しうこそ 思ふに、この殿の父、討たれぬと聞いて、 いかばかりか嘆きたまはんずらん。 あはれ、助けたてまつらばや。」と思ひて、後ろをきっと見ければ、土肥・梶 なげ との とひ から はら 原五十騎ばかりでつづいたり。 なみだ さうら 熊谷涙をおさへて申しけるは、「助けまゐらせんとは存じ候へども、味方の 軍兵雲霞のごとく候ふ。 よも逃れさせたまはじ。 人手にかけまゐらせんより、 ぐんびやううんか のち おんけうやう 同じくは、直実が手にかけまゐらせて、後の御孝養をこそつかまつり候はめ。」 と申しければ、「ただとくとく首をとれ。」 とぞのたまひける。 熊谷は、「ああ、立派な大将軍よ。この人一人をお討ち 申したとしても、負けるはずの戦に勝つわけでもない。ま いくさ むすこ じろう 希法を た、お討ち申さなくても、勝つはずの戦に負けることも まさかあるまい。(息子の)小次郎が軽い傷を負ったのさえ、 (私) 直実はつらく思うのに、この殿の父親が、(わが子が) 討たれたと聞いて、どれほど嘆かれるだろう。ああ、お 「助け申したい。」 と思って、後ろをさっと見ると、土肥・ 宮武 かじわら 梶原が五十騎ばかりで続いてくる。 熊谷が涙を抑えて申したことには、「お助け申そうとは 存じますが、味方の軍勢が雲や霞のようにやってきてい ます。決して逃れなされないだろう。他の者の手におか け申すより、同じことなら、(この) 直実の手におかけして、 死後の御供養をいたしましょう。」と申したところ、(若 武者は)「ただ早く早く首をとれ。」とおっしゃった。 敦盛の 最期 [古文] (4 かすみ ■熊谷は「卑怯にも敵に後ろをお見せになるか。」と 敦盛を呼び止めた。

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何故時頼なんですか?どうやって分かりますか?至急教えて欲しいです

#36 容液 11 1線①を現代仮名遣いに直 おもいたれど 「ひ」を「い」に直す。 漢字もひらがなにする。 一線③の直前の「まだらに候ふ」から、禅尼がやぶれ た障子を一こまずつ張った結果、新しい障子と古い障子 がまだらに張られている様子が分かる。 次の古文を読んで、 古典の仕上げ 5 後の問いに答えなさい。 さかのときより 相模守時頼の母は、松下禅尼とぞ申しける。守を入れ申さるる事 時頼を招待なさる あかさうじ ありけるにすすけたる明り障子のやぶればかりを、禅尼手づから 自分の手で ぜすけよしかげ 小刀して切りましつつ張られければ、兄の城介義景、その日の 思うままに切って けいめいて候ひけるが、「給はりて、なにがし男に張らせ候はん。 (作業をいただいて さやう事に心得たる者に候ぶ」と申されければ、「その男、足が細 をして控えていたが 尼の 工によもまさり待らじ。」とて、なほ一間づつ張られけるを、義景、 障子の一こまずつ 工にまさかることはございますまい 「皆を張りかへ候はんは、はるかにたやすく候ふべし、まだらに候 ふも見苦しくや。」とかされて申されければ、「尼も、後はさはさは さっぱりと と張りかへんと思へども、今日ばかりは、わざとかくてあるべきな こうしておくのがよい のです り物は破れたる所ばかりを修理してもちゐる事ぞと、若き人に見 気づかせる とても立派なことで あった ならばせて、心づけんためなり。」と申されける、いとありがたか りけり 世を治むる道、倹約を本とす。 Je: 10 夜 A で す。 の つれづれぐさ (「徒然草』より) 書 B + AX 「汝が inno さい。 ア ②障子のやぶれを張っていたのは禅尼。 * 「城介義景・・・・・・と申されければ」とあるので義景。 線①、②の主語を次から一つずつ選び、それぞれ記号で答えな 時頼 ―線③「見苦しくや」とあるが、何が見苦しいと言っているのか。 次の文の空欄に入る言葉を、現代語で、 十二字以内で書きなさい。 新 子紙 松下禅尼 物 い し ウ義景 が、まだらに張られていること。 障子紙 古 「皆を張りかへ候はんは、はるかに たやすく候ふべし」と言っている。 ―線 ④ とあるが、義景は障子をどうすることを勧めたのか。 次か ら一つ選び、記号で答えなさい。 X (ア) 一こまずつ張り替えること。 ア 全て張り替えること。 ウ 張り替えないでおくこと。 エ時頼に張り替えさせること。 ④ 次の文の空欄 線⑤とあるが、なぜわざとこのようにしたのか。 に入る言葉を、現代語で、十五字以上二十字以内で書きなさい。 * 「若き人」に ということを見習わせて、気づかせるため。 物は 所 破 ⑩ (ウ) ②(イ) エなにがし男 て れ て う い の る 障 だ を 修 理 使 ――線⑥と同じ人物を表す言葉を、古文中から 二字で書き抜きなさい。 時頼 「物は破れたる所ばかりを修理してもちゐる」の音を 現代語で書く。倹約の大切さを教えようというのである。

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中学古文です。 この古文の訳をお願いします。 あと、候ひけるはどのような意味の言葉なのか教えて欲しいです。

次の文章を読んて後 答えなさ *①相模守時頼の母は、松下禅尼とぞ申しける。 *守を②入れ申さるる事ありけるに、すすけたる 明り障子の破ればかりを、 禅尼手づから、小刀して切りまはしつつ張られければ、兄の城介義影、その日のけいめいして③候ひけるが、「給はりて、 *なにがし男に張らせ候はん。さやうの事に心得たる者に候ふ」と④申されければ、その男、尼が細工によもまさり得らじとて、 ⑤なほ一間づつ張られけるを、義景、 「皆を張りかう候はんは、はるかにたやすく候ふべし、まだらに候ふも見苦しくや」とかさね て申されければ、「尼も、後は*さはさはと張りかへんと思へども、今日ばかりは、わざとかくてあるべきなり。 物は破れたる所ば を修理して用ゐる事ぞと、⑥若き人に見ならはせて、心づけんためなり」と申される、⑦いとありがたかりけり。 *相模守時頼=鎌倉幕府の執権であった北条時頼。 守を入れ申さるる事=時頼を招待なさる事。 *明り障子=明りをとるために薄い紙を張った障子。 *城介義景=松下禅尼の兄、安達義景。 *けいめいして=準備につとめて。 *なにがし男=だれそれという男。 *さはさほと=すっきりと。

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