〔4〕 右の図1のような, 左右2枚の引き戸がついた棚がある。 この
相
棚の内側の面のうち,
の面を「奥の面」と呼ぶことにす
る。2枚の引き戸は,形と大きさが同じであり,それぞれが下の
図2のように、透明なガラス板と枠でできている。2枚の引き戸
をすべて閉めて、正面から見ると、図3のように,枠が重なり、
ガラス板を通して「奥の面」が見える。 また、このとき2枚の引
き戸はそれぞれ, 全体が縦100cm 横80cmの長方形に,ガラ
ス板が縦80cm, 横60cmの長方形に, 枠の幅が10cmに見え
る。
図 1
左の引き戸
右の引き戸
「奥の面」
図3の状態から,左の引き戸だけを右向きに動かす。 図 4~6は,左の引き戸を右向きに
動かしたときのようすを順に表したものであり、2枚の引き戸を正面から見たときに見える
「奥の面」を, A~Dのように分類する。
左の引き戸を,図3の位置から右向きに動かした長さを x cm とするとき,あとの(1)~(5)
の問いに答えなさい。ただし,0≦x≦70 とする。
三
図2
図3
-80cm-
図 4
xcm
透明な
ガラス板
100cm
80cm
`枠
ABCD
図5
→
xcm
60 cm
10cm
T10cm
(S)
10 cm
図6
60cm
「10cm
10 cm
A
xcm
A:左右いずれの引き戸のガラス板も通さずに見える 「奥の面」
B:左の引き戸のガラス板だけを通して見える 「奥の面」
C : 右の引き戸のガラス板だけを通して見える 「奥の面」
D:左右2枚の引き戸のガラス板が重なった部分を通して見える「奥の面」