[問題2]
17世紀末, ドイツのシュタールは,物質が燃えるのは,物質がもともと 「燃える素」 をもって
いるからであると考え,この 「燃える素」 をフロギストンとよんだ。 このフロギストン説による
と、炭(炭素)の燃焼は,次のように説明できる。
炭は, 炭の灰とフロギストンからできている。 炭が燃えると, フロギストンが失われ, あと
には炭の灰だけが残る。 そのため, 炭が燃えると, 質量が減少する。
フロギストン説では、炭の燃焼は説明できるが, 金属の燃焼をうまく説明することができな
い。フロギストン説では金属の燃焼をうまく説明できない理由を, 簡単に書きなさい。