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3節 これからの地球社会と日本 ①世界と協力する日本 (教P204~205) 「22」
日本の平和主義と国際貢献
一第二次世界大戦後の日本の外交方針=「平和主義」と「国際貢献
(1) 平和主義---日本国憲法の前文と第「9」 条で明確に示しているほか、世界
で唯一の被爆国 〔=実際に原子爆弾を投下された国として
「非核三原則」をかかげ、 核兵器の廃絶を訴えている
(2) 国際貢献-
「政府開発援助」[=ODA
]を中心に、 お金だけでな
く、人材育成や技術援助の面でも自衛
」隊などが途
上国の開発を支援している。
※ ODAには3タイプあり、 2国間の「贈与」、2国間の「貸し付け」、国
際機関に対する「出資 」などがある。 また、 日本のODAは、 供与額は
世界で上位にあるが「贈与比率」の割合が低いという特徴がある。
[資料集 P・110]
※地球環境問題や地域紛争などの解決は、 日本一国で解決するのは困難なの
で、国際協力のための「
」づくりに貢献している。
(例)2015年に国連で採択された「持続可能な開発のために
2030 アジェンダ」の策定など
※「平和維持活動 」 [=PKO 〕を自衛隊が中心となり、停戦
の監視や内戦 紛争からの復興支援などをおこなっている。 〔資料集 P111]
日本の外交政策
(1) 「アメリカ 」との関係
-「日米安全保障
条約に基づく日本とアメリカとの同盟は、日米両
国だけでなく、世界の安定にも大きな影響を与える。
(2) 「東」 アジアや「東南 」 アジアの国々との関係
-経済の分野での相互依存が「中国」や「韓国」 と強まっている
(3) 近隣諸国との関係
一略称で「北朝鮮」 は、核兵器の開発や「ミサイルの発射、旦
本人が「拉致」された問題など、 多くの問題をかかえているが、日
本との正式な国交がないため、国際社会にも訴えて早期の解決が望まれ
てい
②より良い地球社会を目指して (教P206~207)
・地球社会の多様性
――さまざまな民族が世界各地に暮らし、地域ごとに異なる気候や歴史の中で、 さ
まざまな文化がはぐくまれている。
(例) 宗教―三大宗教=「キリスト教
・イスラム教・仏教
「ヒンドゥー教」 =インドを中心に信仰されている
「ユダヤ教」=中東のイスラエルを中心に信仰されている
↓
世界各地でさまざまな宗教があることなどを「多様性」と表している
・多様性の尊重
1972年「世界遺産条約」 UNESCOの提案で採択された条約
世界の貴重な自然や文化財を「世界遺産」として保護し、将来に残す
ことを目的とする条約。