I 花子さんは,物質の化学変化に興味をもち、次のような実験を行った。
〔実験1〕図1のように,酸化銅4.0gに炭素 0.3g をよく混ぜ合わせた混合物をつくり,試験管
せっかいすい
Aに入れてガスバーナーで加熱すると気体Xが発生した。 石灰水を入れた試験管Bに発生した
気体Xを通すと, 石灰水が白くにごった。 気体Xが発生しなくなった後, あからピンチ
コックを閉じた。試験管Aが冷えてから試験管Aに残った加熱後の固体を調べたところ,3.2g
の赤色の物質Yができていた。
2Cm0+C=2CutCoz
図2は,酸化銅4.0g に混ぜる炭素の質量を変えて同様の実験を行い,炭素の質量と試験管
Aに残った加熱後の固体の質量の関係をグラフにまとめたものである。
図 1
試験管A
つ
A 混合物
ピンチコック
d
図2
4.0
3.8
3.6
質 3.4
[g] 3.2
加熱後の固体の質量(g
3.0
石灰水を入れた
0
0.1 0.2 0.3 0.4 0.5
試験管B
炭素の質量[g]