世界の時間の基準はGMT(グリニッジ標準時)とかUTC(協定世界時)と呼ばれるもので、経度0度を基準にした時間です。
太陽は東から昇って西に沈むので、ここよりも東にある場所は、早く日が昇り、時計の針が指す時刻も早くなります。
逆に西にある場所は、遅く日が昇るから、時計の針が指す時刻は遅くなります。
だから、「東経」の範囲が、イギリスよりも早い時刻で、「西経」の範囲が遅い時刻になります。
一番遠い経度180度のあたりで、日付を変えないと、ぐるっと1周して、おかしなことになるから、日付変更線があります。
ということで、東京とデリーが東経、リオデジャネイロは西経の範囲で、東京とデリーでは東京の方がイギリスから見てより東側にあるので先に日が昇り=時刻が早く、東京→デリー→(イギリス)→リオデジャネイロの順になります。