六、次の「実用的な文章」を読んで、あとの問いに答えなさい。
虫にはそれぞれ発育限界温度というのが決まっている。例え
ば、ある種類の虫ではそれは7度Cである。
発育限界温度が7度Cのこの虫は、その日の気温から7度C
を引いた温度を1日分ずつ足し合わせていく。例えば気温が8
度Cの日が2日続いたら、「8引く7イコール1」が2日。すな
わち「2日度」というようになる。 マイナスは足し合わせない。
つまり、暖かくなりかけたのに急に寒い日が何日かあると、そ
の分だけ「かせぎ」は遅くなる。
こうして温度の総計がある一定の値に達すると、虫たちは卵
から孵ったり、サナギになったり、親虫になったりするのであ
る。
問1 文章中の説明をもとに次の虫Aの「総計日度」と虫Bの
「発育限界温度」を答えなさい。
虫A 発育限界温度が5度C。観察1日目5度C、2日目6度
C、3日目7度C。 この虫は総計何日度か。