2 (2)実験Ⅰより,亜鉛板は溶けていたので,亜鉛が亜鉛イ
オンに変化していることがわかる。 亜鉛が亜鉛イオンに
変化するときの式は、電子をe として示すと次のよう
になる。
Zn→Zn2+ + 2e-
(i)
また,亜鉛板から放出した電子は導線を通って銅板に流
れるが, 電流の流れる向きと電子の流れる向きは逆であ
るため、導線を流れる電流の向きは図17のBである。
(3) (2)より,+極である金属板は銅板である。 また, 実験I,
ⅡIの結果や, 【W さんが考えた仮説】をもとにして 表
19の値を用いると, 「銅板と亜鉛板」, 「鉄板と銅板」, 「鉄
「板と亜鉛板」の組み合わせでは,+極には銅板,一極に
は亜鉛板がなりやすいことがいえる。 以上より, 求める
電圧は,
0.15 (V) + 0.55(V) = 0.70(V)
ARIGlt 図 17