問3. 問2より、十分な量のうすい塩酸 A と10g の石灰石が反応したとき、発生する気体は4g。うすい塩酸
A から発生する気体は最大で15gなので,50mLのうすい塩酸 Aと反応することができる石灰石の質量は,
15(g)
10(g) x
4(g)
= 37.5 = 38 (g)
4.発生した気体の質量は,150(g) + 30 (g) - 172(g)=8(g)なので,問2より、反応した石灰石の質
20 (g)
量は20g。 よって、 石灰石の純度は,
30(g)
× 100 = 67 (%)
問5. ビーカーに入ったうすい塩酸 A50mLにうすい水酸化ナトリウム水溶液 B を 20mL 加えたので、反応
前の合計質量は,100(g)+50(mL) × 1.0 (g/mL) + 20 (mL) × 1.0 (g/mL)=170(g) 実験2の表よ
り、加えた石灰石の質量が 10g のとき,発生する気体の質量は, 170(g)+10(g)-176 (g) = 4(g) 同
様に加えた石灰石の質量が20g, 30g のとき,発生する気体の質量は, 170(g)+20 (g) 182 (g) = 8
(g),170 (g) +30 (g)-192(g)=8(g) となり,石灰石の質量を増やしても発生する気体の質量は8go
したがって、うすい水酸化ナトリウム水溶液 B20mLによって中和されずに残った塩酸は, 20g の石灰石と
反応する。 問3より うすい塩酸 A50mLは37.5gの石灰石と反応することができるので、 うすい水酸化ナ
トリウム水溶液 B20mL によって中和された塩酸は, 37.5(g)-20(g)=17.5 (g) の石灰石と反応するこ
とができる。 よって、うすい塩酸 A50mLをちょうど中和するのに必要なうすい水酸化ナトリウム水溶液 B
37.5 (g)
≒ 43 (mL)
, 20 (mL) x
17.5 (g)