10 数直線において, 0を表す点を12を表
す点をAとし,以下の[操作] によって点
0 1 2
0 1 2 3 4 5
B, C, D を定める。
-9
7 8 9 10 11 12
+11+
A
[操作] ① 1以上11以下の自然数を1つ選び, この自然数を表す点をBとする。
② ABの中点をCとする。
③ OCの中点が表している数を四捨五入して得られた自然数を表す点をDと
する。
この [操作] を繰り返すときは,③で得られた点Dが表す自然数を 1 における点Bが表
す自然数に置き換えて点Cや点Dを新たに定める。 例えば, 0 (0), A (12) のように書く
とき, B(1) とすると 「B(1)→C(6.5)→D (3)」 となり, B(1) としてこの [操作]を2回く
り返すと 「B(1)
問いに答えよ。
C(6.5)→D(3)」⇒「B(3)→C(7.5)→D (4)」 となる。このとき,次の
(1)B (2) とすると,この[操作] を1回行って得られる点Dが表す自然数を求めよ。
(2)1以上11 以下の自然数nについて, B(n) として何度かこの [操作]を行ったとき
初めてD(4) となるまでに行った [操作]の回数を 【n】 とする。たとえば,【1】 2
である。
(ア) 【n】 =2となる1以外の自然数n をすべて求めよ。
(イ) 【1】 + 【2】 + 【3】 + 【4】 + 【5】 + 【6】 + 【7】 + 【8】 + 【9】
+ 【10】 + 【11】 の値を求めよ。