(中3 第4回 国語)
すべて、人の腹立ちたる時、強く制すれば、いよいよ怒る。盛りなる火に水をかけむは、その益なかるべし。
みだ
4-12
しかれば、機嫌をはばかつて、 和らかに読むべし。君もし愚かなりとも、賢臣あひ助けば、その国乱るべからず。
親 おごれとも、孝子慎んで随はば、その家全くあるべし。重き物なれども、船に乗せれば、沈
まざるがごとし。
せうすい
(注) すべて・・・総じて。 およそ
少水・・・わずかな水
強く強く厳しく
機嫌・・・・その場、その時の人の意向や様子
はばかつて・・・あれこれと気を回して
おごれとも・・・気ままに振る舞っていても
和らかに・・・おだやかに。 やさしく
全く…..安全で。 無事で
じっきんしょう
「十訓抄」六の序
「線「あび助けば」を現代仮名遣いに直し、全てひらがなで書きなさい。
に当てはまる最も適当な語句を、古文の中から二字で書き抜きなさい。
線1 「人の腹立ちたる時」とありますが、筆者はそのような時にはどうすべきだと述べていますか。現代の言葉で十五字
以内で書きなさい。
問四
線 「君」とはどのような立場の人だと考えられますか。 十字以内で書きなさい。
問五~~~~~~~~線「重き物」とは何を例え
ものですか。 アーカから二つ選びなさい。
エ賢臣
問三
きげん
今は
オ親