〈長野 基本の作図. おうぎ形式の利用〉
ある日の夜に, 北の空に見えるカシオペヤ座の5つの星を, カメラを固定し時
図 1
間をおいて3回撮影した。 図1は, その写真を合成し、 ある1つの星について
撮影した時刻ごとの位置を3点A, B, Cと表し, カシオペヤ座の5つの星を結
ぶ線と星の動きを表す矢印をかき入れたものである。 この写真上に北極星を表す
点をかくとき, その点をPとする。 なお, カシオペヤ座の5つの星は,それぞれ
24時間で北極星を中心とした円周上を矢印の方向に1周するものとする。
(1) 図2は、図1の3点A, B, Cについて位置関係を変えずに表し
たものである。 図2に, 点Pを, 定規とコンパスを使って作図しな
さい。 ただし, 点Pを表す文字Pも書き, 作図に用いた線は消さな
いこと。
図2
(2) さらに, 半径PAの長さが7cmのとき, 点Bを通る弧 ACの長
™C であった。 点Aの位置にあった星が点Cの位置に移
35
12
動するまでにかかった時間を求めなさい。 ただし, 求める時間を x
時間として,xについての方程式または比例式と, 途中の計算過程
も書くこと。
よって,
Ç
_時間
・A