我が家の毎年恒例の温泉旅行。 今年は温泉だけで
はなく、 国営公園とダムに行った。 そんな今年の
旅行はいつもと違う 「税」についての学びがあっ
た。
現地でまず驚いたのは、初めて見たポスターに書
かれていた文字だった。それは「入湯税」だっ
だ。 温泉に入るのに税金がかかるものなのかと疑
問に思い、家に帰ってから調べてみた。 入湯税と
は、温泉がある市町村が入湯客に課す税金だそう
だ。これを知り、 なぜ温泉は地下から湧き出てく
るのに税金を払う必要があるのかとさらに疑問が
深まったため詳しく調べてみることにした。入湯
税は使い道が決められている 「目的税」に分類さ
れており、使い道は主に「公衆浴場や宿泊施設等
の環境衛生施設、 鉱泉源の保護管理施設、 消防活
動に必要な施設の整備と観光の振興」だ。これら
の共通点として温泉地の活性化に直接関わってい
ることが挙げられる。このことから温泉へ来たお
客さんが払った税金によって、新たに来るお客さ
んがより良い環境で温泉を楽しむことができるこ
とを知り、お客さんと市町村の行政サービスとが
互いに支え合って循環しているのだと思った。 ま
た入湯税などの目的税の良さは普通税と違って、
税金を支払う私達が具体的に税金がどんなことに
使われるかが分かるところだと学びを深めること
ができた。入湯税の事を知った後、 旅行で訪れた
国営公園とダムはどんな仕組みで営まれているの
だろうと新たな疑問が生まれたので調べてみるこ