説明してみよう
小学校では,三角形の3つの角を分度器ではかったり、
右の図のように,三角形の紙を切り、△ABCの
問1
5
3つの角を頂点Cのまわりに集めて,
三角形の3つの角の和は180°である
ことを確かめました。
ここでは、これまでに学習したことを使って,
(*)
m
どんな三角形であっても(*) が成り立つことを
10
説明してみましょう。
<b
B
Aa
AA
数学的な
直線AB と DCは
どんな位置関係に
なっているのかな?
?
平行線を利用して
説明することは
できないかな?
•
すでに学んだ
根拠にして考
平行線の性質
する。
A
D
右の図のように, △ABCの頂点Cから,辺BA に
平行な直線 CD をひく。 また, 辺BC を延長した
直線上に点Eをとる。
d
このとき, BA // CD で,
B
15
平行線の錯角は等しいから,
<a=/d
①
平行線の同位角は等しいから, <b = Le
①,②から,三角形の3つの角の和は,
C
e
E
平行線をひき,辺BC を延長
ことで,三角形の3つの角は
頂点Cのまわりに集められる
<a+/b+ <c = ∠d+ Le+ L∠c
=180°
上のように説明すると,どんな三角形についても
(*) が成り立つことがいえる。
B
0°
e
6
三角形の3つの