4 図1のように, なめらかな板で斜面をつくり, 斜面上のK点に小球
を置き, 静かに手をはなした。 手をはなしてから0.1秒ごとの小球の位
置をストロボ写真に撮ったところ, 図1のようになった。 図1中のL~
○点は,手をはなしてからの0.1秒ごとの小球の位置である。 〈香川改〉
(1) 図1で, L点とN点の間の小球の平均の速さは何m/sか。
図 1
2.0cm~6.0cm 10.0cm
14.0cm
KL
M
(2) 図1において, 小球はK点では位置エネルギーだけをもっており,この位置エネルギーは,小球が斜面を下るに
減少し,減少した分だけ, 小球の運動エネルギーが増加する。 小球が〇点に達したときには, 小球は運動 エ
ネルギーだけをもっている。 小球がM点に達したとき, 小球の位置エネルギーが小球の運動エネルギーの3倍で
あったとすると, M点での小球の運動エネルギーは,○点に達したときの小球の運動エネルギーの何倍であると考
えられるか。
図 2. 小球